モストヴェルデ
美浦・斎藤 誠 厩舎

■ キャロットクラブ公式ホームページより

(13/09/04)［美浦トレセン］４日は美浦南Ｄコースで追い切りました（８０秒４−６４秒１−５０秒３−３７秒４−１２秒５）。「先週帰厩してきてからも順調ですので最短で今週から考えていけるように調教を行っています。これまでの走りがまわりに気を使っている印象もあったのでブリンカーを試してみることにしました。今朝の調教でも着けてみて、じっくり体をほぐしたあとに坂路をのぼり、その後ダートコースで追い切るようにしました。実質２頭併せで、最後だけ３頭になるような形の追い切りだったんです。モストには見習い騎手を乗せたのですが、抑え切れないくらいのいい行きっぷりで駆けていましたね。その分時計も速くはなりましたが感触は良かったですよ。あとはこの前向きさを競馬でいい形で活かしたいですね。土日両方ともにダート１２００ｍ戦が組まれていますが、状況を見てどちらかに田辺で向かおうと考えています」（斎藤師）７日もしくは８日の中山競馬（３歳未勝利・ダ１２００ｍ）に田辺騎手で出走を予定しています。 (13/08/28)［美浦トレセン］２８日に美浦トレセンへ帰厩しました。「検疫があたっていなかったので確保でき次第帰厩させたいと考えていましたが、今日のキャンセル申込をしたところ激戦を突破して確保できたため本日帰厩させることができました。瀬口さんのところで緩めずにしっかり乗ってもらっていましたし、限定未勝利戦とはいえいつ出走できるかもわからない状況なので、いつでも出走を考えていけるようにトレセンでも調整を行っていきます。輸送が短いですし、体調を見ながら追い切りを含めて調教を課していき来週よりレースを考えていけるように準備していくつもりです」（斎藤師） (13/08/21)［セグチＲＳ］周回コースでキャンター調整を行っています。「前走後の調整は順調に行えており、瀬口さんのところで良くしてもらうことができています。なかなか大きく変わらない現状なのは否めませんが最後まで何とかトライして少しでもいい結果を出せればと思っているところです。時間に限りがありますし、いつ出走できるか微妙な立場でもありますから瀬口さんにはケアをしつつも緩めすぎないように動かして、すぐの競馬を考えていけるようにしてほしいとお願いしてあります。再来週から中山開催が始まりますから、数週間のうちに入厩の段取りを組んで競馬を目指していければと考えています」（斎藤師） (13/08/13)［セグチＲＳ］周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「先週こちらに帰ってきました。普段の様子、調教の感触からもう少しやれてもいいと思えるだけになかなか思うような走り・結果にならなくて申し訳ない気持ちでいっぱいです。状態はというと走ったなりにトモを中心として疲れは見られます。おそらく最後のチャンスとなるでしょうし、しっかり調整して、よりいい形で再度帰厩させてあげられればと思っています」（牧場担当者） (13/08/07)［セグチＲＳ］７日に美浦近郊のセグチレーシングステーブルへ放牧に出ました。「先週はいい形の競馬にならずに申し訳ありませんでした。トモが緩い馬なのでスタートで後手を踏むことは想定できましたが、東京で津村が乗った時のような競馬ができればチャンスも十分あると思っていただけに後手を踏んだのは余計に痛かったです。悩ましい状況ではありますが、トライできる機会はまだ残されていますので最後に望みをかけていきたいです。そうは言っても肉体的にも精神的にもちょっと疲れがある状態です。基本的には１２００ｍがベターでしょうから、いつ出られるかわからない状況で、疲れも見られる状態でダラダラ調整するのは苦しくさせる一方ですので限定未勝利戦に照準を絞って調整していくことにします」（斎藤師） (13/07/31)［美浦トレセン］３１日は美浦南Ｗコースで追い切りました（５２秒３−３８秒２−１３秒３）。「先週水曜日に帰厩しましたが輸送距離は短くて大きな支障はなかったのですぐに強い調教を課すことができました。牧場でも緩めずに乗ってもらっていましたし、順調に調整できていますよ。さっそく時計を出してウッドで長めから負荷をかけることができ、週末以降も変わりなく来ています。今朝の追い切り次第ではさっそく今週から競馬を考えていってもいいかなと思っていました。というのも、これから未勝利の番組は後半になればなるほど混んでくる恐れがあるので出られるときに出るようにしないとそのチャンスすら失ってしまうことになりかねないからなんです。それでレースへ向かるかどうかの判断をするためにも今朝はしっかりと動かしました。坂路とコースで口の硬さは異なるのですが、トモの頼りなさはそこまで感じなかったと乗り手も言ってくれていますし、見ている限りでも動きはしっかりとしていて悪くありませんでした。上がりの様子も問題なかったことからレースへ向かうには問題ないだろうと判断しました。最終的には出馬状況を見ながらになるので投票を持って正式確定となりますが、出走可能なようならば今週のダート１２００ｍ戦を田辺で向かいたいと考えています」（斎藤師）８月３日の新潟競馬（３歳未勝利・ダ１２００ｍ）に田辺騎手で出走を予定しています。 (13/07/24)［美浦トレセン］２４日に美浦トレセンへ帰厩しました。「前走後、美浦近郊の瀬口さんのところでじっくり調整を進めてもらっていましたが、いい意味で変わりなく乗り込めていました。蓋を開けてみないとわからない面こそありますが、それなりに出走間隔も稼いだかなと思いますので、今週の検疫に都合をつけて今日戻すことにしました。今日はさすがに楽をさせていますが、輸送時間も距離もわずかな位置関係のところから入厩してきていますので、問題ないようならばさっそく追い切りを課していきたいと考えています」（斎藤師） (13/07/18)［セグチＲＳ］周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「引き続き美浦近郊の瀬口さんの牧場でじっくり乗り込んでもらっていますが、コンディション自体は決して悪いものではなく前走後のケアを入念に行ってもらっています。大きく変わったという印象があるわけではありませんが、気持ちをリセットして何とか次でいい結果を出せるようにやっていきたいですし、しっかり充電してもらってこのあとに備えます。ダートの１２００ｍ戦が本線になりますがすぐの出走を考えることは出走間隔の問題で厳しくなる可能性もあるので、その際は地方交流戦も含めて考えていくつもりです」（斎藤師） (13/07/10)［セグチＲＳ］周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「レースと輸送の疲れを取ってもらいながらじわじわと調整を進めてもらっています。大きなダメージこそないので立ち上げも比較的スムーズに行っていると思いますが、疲れが全くないと言ってしまうとウソになってしまいますし、精神的な面も含めて少しでもフレッシュな状態になるようにケアしてもらっています。今のところいい意味で変わりなく調整されているのでそろそろ移動も考えていきたいと思っているのですが、出馬状況も踏まえていかなければいけません。今週の福島ダート１１５０ｍ戦を見ているとそれなりに多い状況なので、そういったあたりの状況の変化を見ながら移動や目標を考えて段取りを組んでいければ理想的と思っています」（斎藤師） (13/07/04)［セグチＲＳ］周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「先週こちらに帰ってきましたが長い輸送の疲れもあるでしょうし、次のレースへ向けた充電もかねてこちらへ放牧に出てきました。おそらく次は新潟を目指すということになるでしょうし、そこまで長いお休みにはならないでしょうからじっくり動かしつつ緩まないようにしながらリフレッシュを図れるようにしていきます。調教師とも再度コンタクトを取りながら少しずつ調整を進めていければと思っています」（牧場担当者） (13/06/26)［美浦トレセン］２６日に美浦トレセンへ移動しました。「先週の競馬ではゲートは良かったもののその後が忙しく流れに乗れないままとなってしまいました。前向きな気性と東京で走った時の積極的な競馬が今回に活きると考えていただけに、いい走りを見せられず申し訳ございません。函館のダート１７００ｍ戦を狙おうかとも考えたのですが、体力的にその距離だと少し長そうと現地のスタッフやジョッキーからも話が上がっていますし、力みやすいところもありますからね。函館だと選択肢がほとんどない状況ですから、条件的にもあっていそうな新潟のダート１２００ｍ戦を目標にすることにしました。一度こちらに戻させていただきましたが、短期でもリフレッシュ放牧を挟んだ上で次を考えることになりそうです」（斎藤師） (13/06/19)［函館競馬場］１９日は函館Ｗコースで追い切りました（６９秒８−５４秒８−４０秒２−１２秒８）。「先週の追い切りも元気に跨ってもらいましたが今朝の追い切りも元気を背にして行いました。先週はしっかりと動かすものにしたので今週はテンション面を考慮し、競馬へ向かえる態勢をしっかりと整えられるように調整しています。今週もウッドチップでしたが時計的には大体７０−４０くらいで終いを伸ばすものです。元気からもスタッフからも動きは悪くなかったという報告を受けました。ダートの１０００ｍとなると比較的スピード重視で前が残りやすい傾向があるだけにスタートをうまく決められるか、またスピードに乗って前目につけられるかがポイントだと思います。前走は津村でしたが、勝ちに行く積極的な競馬をしていましたし、それが活きてくれればと思います」（斎藤師）２３日の函館競馬（３歳未勝利・ダ１０００ｍ）に丸山騎手で出走を予定しています。 (13/06/13)［函館競馬場］８日に函館競馬場へ移動しました。１２日は軽めの調整を行いました。１３日は函館Ｗコースで追い切りました（６７秒５−５２秒７−３８秒９−１２秒８）。「先週の追い切り後もいい意味で変わりなかったので予定通り週末に函館競馬場へ移動しました。移動後の状態も慎重に見てきましたが体調面も問題なさそうでしたのでさっそく調教をスタートしていますよ。追い切りは今朝いちばんの組で行いました。ウッドチップコースに入れて元気を背にして併せたのですが、行きっぷりは上々でしたね。先週の動きも悪くなかったですが、感触は良好です。津村からはダートの１７００ｍのほうが鞍数も多いし、競馬の仕方を教えつつ使っていったらいいのではないかという提案があったのですが、今朝の動きはハミをかむくらいで少し気持ちが入っている状態。使ってスッと楽になるようならばコントロールも利くのでしょうが、今週の動きからするといきなり１７００ｍというよりはスピード寄りの競馬を試した方がいいのではないかと思いました。元気とも相談していちおう来週の１０００ｍを本線に考えてみようと思っています」（斎藤師）２３日の函館競馬（３歳未勝利・ダ１０００ｍ）に丸山騎手で出走を予定しています。 (13/06/06)［美浦トレセン］６日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６９秒９−５３秒９−３９秒４−１３秒３）。「昨日帰ってきたばかりですが、トレセンからすぐ近くの牧場から移動してきただけに輸送等の疲れはそれほどないですから、今朝の状態を見て問題ないことを確認したうえで今朝から時計を出すことにしました。そうは言ってもソフトなものに終始しています。見習ジョッキーを乗せてのものですし、負担は少なくしていましたが併走馬を楽に置いていく動きを見せてくれていましたよ。口向きに関しても極端な偏りは見せていなかったように思いますし、まずまずですね。競馬をどのあたりにするかと考えて言った結果、条件は極端になるのですがメンバーが手薄になりがちな函館を狙った方が勝利に近いのではないかなと思うようになりました。それなので、近いうちに函館へ連れていき１回函館戦を狙っていこうと思っています。距離に関してはジョッキーとも相談しながら判断していくつもりです」（斎藤師） (13/06/05)［美浦トレセン］５日に美浦トレセンへ帰厩しました。「瀬口さんのところでじっくり調整を進めてもらっていましたが状態は良くなってきていました。そろそろ移動を考えていける状態になりつつあるということでしたので、本日の検疫をうまく確保することができたため帰厩させていただきましたが、さっそく明日から動かしていきたいと思います。その感触次第でどのあたりに目標を置くか決めていければと思っています」（斎藤師） (13/05/30)［セグチＲＳ］周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「状態を確認していますが、順調に乗り進められていますね。脚元はいい意味で変わりはないですし、調教も馬場を使って長めの距離をじっくり乗り込まれていますね。体調は悪くなさそうなので、そろそろ移動を検討していきたいなと思っているところです。ただ、検疫が混み合っている状況ですし、レースの目標設定も状況に合わせて行っていかなければいけませんから、総合的に考えながら段取りを組んでいきたいと思っています」（斎藤師） (13/05/23)［セグチＲＳ］周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「放牧に出てきて少し経ちますが馬のコンディションは少しずついいほうへ向かってきているように思います。今朝も斎藤調教師が馬の状態を確認されていきましたが、最初に見られたトモの疲れ、前脚の疲れも少しずつ快方に向かってきていて悪くないことを把握してもらえました。現在は２場開催中ということもあって多少なりとも出走間隔は必要そうですし、もう少しはこちらで調整をしていって、馬の調子と目標とする番組との兼ね合いでよりいいと思えるタイミングで送り出せるようにしていきたいです」（牧場担当者） (13/05/15)［セグチＲＳ］周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「先日直接確認してきました。レース後の疲れがいくつかあるのですが、いちばん顕著だったのは右前脚が少し張っていることでした。ただ、前脚にはやや負担がかかりやすいところがある馬でもあるんです。それはトモが緩くてパンとしていない分前へかかる負担があるからです。腰のほうも疲れはあって左前脚も少しかったるい状態なので、それで対角線の右前脚に疲れが出ていたのでしょう。そうは言っても、しっかりケアしてもらっていることで軽くですがじっくりとキャンター調整をできているので、放牧の狙いとしてはうまく行っている方だと思います。まだ出して間もないですし、体の疲れを取ること、そして出馬状況を見つつ今後の予定を考えていければと思っています」（斎藤師） (13/05/09)［セグチＲＳ］軽めの調整を行っています。「先週近場のセグチレーシングステーブルへ放牧に出させていただきましたが、大きなダメージがある馬ではないですからね。運動して軽めに体を動かしながら心身のリフレッシュを促してもらっているところです。大きく緩めることはしないで体調を整えてもらい、リラックスさせられれば数週間でまた競馬へ向かっていけるようにしたいと考えています」（斎藤師） (13/05/01)［美浦トレセン］１日は軽めの調整を行いました。「先週は勝ちに行くような積極的な競馬をしてくれましたが、結果的には王道の競馬をしたことで体力的な苦しさが出てしまったような印象を受ける内容でした。今回急遽の鞍上スイッチだったこともあり、この馬のこれまでの過程を知っている貴行でなかった分も影響はしたかもしれませんが、津村には自信を乗ってもらって良かったと思いますし、この経験をまた今後に活かしていきたいですね。レース後脚元などに異常はありませんが、続けて使った分の疲れは感じさせます。根を詰めすぎるより少しでもリフレッシュ期間を設けてあげたほうがまた次へよりいい状態で臨めそうに思いますから、近々一度放牧に出させてください。放牧先でガクッと来なければひと月もかからないくらいでまた戻してレースを考えていけるようになると思います」（斎藤師）近々、美浦近郊のセグチレーシングステーブルへ放牧に出る予定です。 (13/04/24)［美浦トレセン］２４日は美浦南Ｗコースで追い切りました（７０秒４−５４秒５−４０秒１−１３秒６）。「ここまで来る過程を考えると初めてのレースの後、へこたれてしまうのではないかと心配していたのですが、こちらの心配をよそに馬が乗り超えてくれているように感じます。もちろんレース後は疲れを見せましたが、そこからさらに下がることなく持ち直してくれて元気な素振りも見せるようになってくれていますよ。間違いなくいい傾向ですし、これならばすぐの出走を考えられるのではと思える状態です。それで今朝追い切りをかけました。貴行は併せた相手に乗る形でモストは助手を背に併せ馬。内から併せる格好でしたが特別モタれも見せずに上手に走れていましたよ。レースへ行くとそう簡単にはいかないので悩みどころですが、力は感じさせるし、何とかうまくリードして前進を図りたいですね。できれば調教から癖を知っている貴行でこのまま競馬へ向かいたいと思っていたのですが、残念ながら人と馬との予定がうまく合いませんでした。ただ、こればかりは馬を優先しないといけませんし、入るようならば今週の東京の１４００ｍか１６００ｍ戦へ向かいます。血統的にはダートもありでしょうし、短い間隔で使っての上積みを期待したいので第一選択肢はダートの１４００ｍ、次にダート１６００ｍという形で考えていきます」（斎藤師）出馬状況次第ですが、可能ならば２７日の東京競馬（３歳未勝利・ダ１４００ｍ）に出走を予定しています。 (13/04/17)［美浦トレセン］１７日は軽めの調整を行いました。「難しさ、体質面の弱さも兼ね備えている馬なのですが、いいところもあると感じていました。結果は残念でしたが、悲観的になるような内容でもありませんでしたし、前向きにとらえていければと思っています。心配していたレース後のダメージですが今のところはなさそう。ただ、疲れがないわけではないので、しっかりケアしながらもう少し見たいです。デビューが遅れた馬ですし、可能ならばコンスタントに使って力を培っていきたい馬ですから、ガックリ来るようならばひと息入れますけれど、対応できるレベルならばこのまま続戦したいと思っています」（斎藤師） (13/04/10)［美浦トレセン］１０日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６７秒７−５２秒６−３９秒２−１３秒５）。「先々週、先週に続いて今朝も貴行に跨ってもらって追い切りをかけました。３頭併せでモストヴェルデがいちばん外を行く形。タフな内容だったのですが、仕掛けられてからも１頭に先着は許すものの最後まで粘り強く、１勝馬よりも脚色良く駆けていましたよ。さすがに先週と異なって動かす形になりましたからハミにモタれ気味ではありましたがうまく対応してくれていました。角馬場でのハッキングでも左肩から出すような感じでモタれ気味で乗り難しいところがあります。トモとの兼ね合いがあるからなのですが、うまく対応してあげないといけないのは間違いないと思います。待望のデビュー戦となりますが、まったく知らない人が乗ってビックリされてしっかりと競馬をしてもらえないような状況になるよりは知っている人が跨った方がこの馬の将来のためにもなると思うんです。一生懸命に乗ってきてくれる彼ですし、レースも貴行で行かせてください。よろしくお願いいたします。いちおう明日までしっかり見てからですが、問題なければ今週、少し疲れが見られるようならば来週以降という形でレースへ向かっていきます」（斎藤師）今のところ１４日の福島競馬（３歳未勝利・芝１２００ｍ）に嘉藤騎手で出走を予定しています。 (13/04/03)［美浦トレセン］３日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６８秒７−５３秒０−３９秒０−１３秒５）。「先週の追い切りは最後にちょっと苦しさが出る走りとなりましたが、ただ時計がかかったというだけではなくてモタれる面が結構目立っていたんです。この血統の難しい面でもあるようですし、体力面がしっかりしていないからというところもあると思うんです。トモが緩いので苦しくなるとどうしてもハミを頼ろうとしてしまいますから、苦しくなるとモタれてしまうのでしょう。気性は素直で真面目。そこもこの血統らしさのようですし、うまく活かしていきたいですね。先週もそうでしたが、今週の追い切りもジョッキーの嘉藤貴行に跨ってもらってそのあたりを教えながら調教を付けてもらっています。今朝はうまくハミを抜いて最後まで頑張れるような形にしていました。ちょっと予定よりは時計が遅かったものの、最後までモタれる面を強く見せなかったのは良かった部分と言えると思いますよ。午後に厩舎へ馬を見に来た貴行が“先週に比べても動きは良くなり、体の締りもこなしも良くなってきていると思います”と言ってくれていましたし、気のいいタイプなので来週のひと追いでもしかしたら態勢が整うかもしれませんね。最短で来週という形でレースを考えてきたいと思っています」（斎藤師）早ければ１４日の福島競馬（３歳未勝利・芝１２００ｍ）に出走を予定しています。 (13/03/27)［美浦トレセン］２７日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６８秒４−５２秒８−３９秒２−１４秒０）。「先週帰厩しましたのでこちらでの強い負荷をかける調教を開始しています。今朝から追い切りを始めていて、今回は同じ未出走馬と体を並べながら進み、既走馬が後ろから並びかけるような形でした。モストヴェルデは最内で立ち回りましたが既走馬が早めに並びかけてきたことで少し苦しくなったのでしょう。また、力がついていない中での最初の追い切りということでより堪えたのか遅れを取ってしまいました。ただ、まだ最初です。いきなりからいい競馬ができるかと言われると大変かもしれませんが、これから徐々に力を養っていくタイミングですし、焦っていませんよ。おそらく福島開催でのデビューとなるでしょうし、態勢がある程度整ってきたらゴーサインを出したいと思っています」（斎藤師） (13/03/22)［美浦トレセン］２２日に美浦トレセンへ帰厩しました。 (13/03/20)［山元トレセン］周回コースと坂路でハロン１６〜１７秒のキャンター調整を行い、日によっては１５−１５を取り入れています。「その後も順調に乗れているようで、コースと坂路とうまく織り交ぜながら調教を付けてもらっています。日によっては１５−１５以上速い時もあるようで、以前よりも徐々に強い調教にも耐えられるようになってきていますね。そろそろ移動を考えていってもいい段階だと思いますし、近いうちの段取りを組みたいと思っています」（斎藤師） (13/03/13)［山元トレセン］周回コースと坂路でハロン１６〜１７秒のキャンター調整を行い、日によっては１５−１５を行っています。「先日山元トレセンへ見に行ってきたのですが、思いのほか順調そうで良かったです。いったんペースアップを図った後にガクッと来てしまっていて時間がほしいと言われていましたが、その後回復し、改めて負荷をかけ出してからは何とか対応してくれています。まだ完成はしていませんが、コンスタントに負荷のかかる調教もこなせていて、この調子でいければそう遠くないうちの再入厩も考えられそうでしたよ。正式なゴーサインが牧場から出てから改めて検討していきますが、いい状態で迎え入れられるようにしたいと思っています」（斎藤師） (13/03/05)［山元トレセン］周回コースと坂路でハロン１６〜１７秒のキャンター調整を行い、日によっては１５−１５を行っています。「先週あたりから再度負荷をかけ出していますが、今のところは何とか持ちこたえてくれていますよ。先週の半ばに強い調教を行った時は坂路２本で、その２本目に１５−１５から１４−１４くらいのところを行ったんです。その後の反動が心配ではあったのですが、今のところは大丈夫そう。それで今朝は坂路２本ではなく馬場で軽めですが長めの距離を乗ってから坂路で同じく１５−１５から早くて１４−１４くらいペースで登る調教を課しました。直後の上がりの歩様は大丈夫そうでしたが、その分の疲れが後日にまた出てこないかをよくチェックしていき、少しずつでも体力強化を図っていければと思っています」（山元担当者） (13/02/27)［山元トレセン］周回コースと坂路でハロン１６〜１７秒のキャンター調整を行い、日によっては１５−１５を行っています。「一度強い負荷をかけたあとに疲れが出てしまったのでケアの期間を設けていましたが先週あたりから徐々に立ち上げてきて今のところ問題なく来ています。再び１５−１５程度の調教を織り交ぜることも行い、強弱をつけて繰り返し動かすことで体力の強化を図っていきたいと思っています。馬体重は４８２キロです」（山元担当者） (13/02/20)［山元トレセン］周回コースと坂路でハロン１７〜１８秒のキャンター調整を行っています。「この中間、今後に向けて一歩進められるようにと踏み込んで強めの負荷をかけてみました。その時は２ハロンで３０秒を切るほどのペースで動かしてみたんです。何とかクリアしてくれれば大きく前進できると思っていたのですが、疲れが見られるようになってしまい、歩様などを見ていても踏ん張りがひと息でした。やはり左腰が疲れやすいようで、股関節などもまだ弱いのかもしれません。リカバリーするために中間は少し楽をさせていましたが、現在は再び立ち上げていこうとしているところです。時間は必要かもしれませんが、浮き沈みを重ねていって少しずつでも向上して良化が見られればプラスになりますし、何とか乗り越えてほしいと思っています」（山元担当者） (13/02/14)［山元トレセン］周回コースと坂路でハロン１８秒程度のキャンター調整を行っています。「引き続きコースや坂路を織り交ぜながらじっくり乗り込んでいます。なかなか大きな変化は見られませんが、少しずつでも体力をつけていけるように継続的な乗り込みを行い、前回の入厩時よりいい走りができるようにしていきたいですね」（山元担当者） (13/02/06)［山元トレセン］周回コースと坂路でハロン１８秒程度のキャンター調整を行っています。「体力をつけていけるように乗り込みを重ねていますが、まだまだウィークポイントとなる左腰の踏ん張りがひと息に見える状況です。怪我によるものなので致し方ないのですが、育成期間の乗り込みが不足していた分もあるのでしょうし、まだしっかりしてくるのは先になるんだと思います。時間に限りはありますが、良くしていかないとこれ以上のレベルを求められる競馬となると今はまだ苦しいですからしっかり鍛錬していければと思っています」（山元担当者） (13/01/30)［山元トレセン］周回コースと坂路でハロン１８秒程度のキャンター調整を行っています。「引き続きコース調教を交えつつも坂路調教をメインにしながら乗り込んでいます。トモの力強さを備えていくのは短期間でそう簡単にできることではありませんし、地道に乗っていくことだけです。大きな変化をお伝えできないのは申し訳ありませんが、背中の感触は悪くないだけに、今は辛抱して乗り込んでいき、先々に少しでもつなげていけるようにしていきたいと考えています」（山元担当者） (13/01/22)［山元トレセン］周回コースと坂路でハロン１８秒程度ののキャンター調整を行っています。「引き続きキャンターを踏ませて乗り込んでいます。この馬の足りないところはトモの力強さだけと言っても過言ではないですし、それを少しでも改善するには乗り込んで鍛えていくほかありません。コースや坂路を織り交ぜながらしっかり負荷をかけていきます」（山元担当者） (13/01/15)［山元トレセン］周回コースと坂路で軽めのキャンター調整を行っています。「１週間ほど前はまだ乗っていませんでしたが、その後から乗り出しました。特に大きな支障はありませんが、トレセンでの報告の通り左トモがもうひとつですね。背中は悪くないのですが、トモの踏ん張りがあまくいい走りが繰り出せていないような状況です。こればかりはしっかり乗って鍛えていくほかないでしょうから少々お時間をいただくことになるでしょうが、少しでもいい状態に持っていけるように乗り込んでいきます」（山元担当者） (13/01/08)［山元トレセン］ウォーキングマシン調整を行っています。「先週末にこちらへ移動してきました。山元トレセンで調整を行うのは今回が初めてなのでまだつかみ切れていないところがあるのは否めませんが、斎藤調教師からの報告からも緩さが目立つということでしたし、その点を少しでも改善していけるようにしたいと考えています。まだ移動後のケアの期間としてマシン運動のみにしていますが、そう遠くないうちに乗り出していくつもりです」（山元担当者） (13/01/04)［山元トレセン］４日に山元トレセンへ放牧に出ました。 (13/01/03)［美浦トレセン］３日は軽めの調整を行いました。「ゲート合格後じっくり乗り込んできました。ゲートで堪えないか心配していましたがその点では大丈夫でしたので少しずつ動かしてきました。ただ、坂路で普通キャンターをしている際もトモの踏ん張りがひと息でいかにも体力がついていないような走りを見せていました。特に左トモが頼りない印象を受けたのですが、背中自体は悪い馬ではないんです。乗り手の感触もいいので、しっかりさせてあげられればいい走りができるようになるのではないかと思います。ただし、今すぐに競馬を考えられるかというとそういう感じではないのも否めませんでした。少しでもいい形に持っていって競馬を考えられるようにしていければと思っていましたが、今無理やりこのまま攻めていくとどこかで堪えきれなくなりガタッと来てしまうリスクのほうが高いような気がします。それなので、少し基礎体力の強化を図るために山元トレセンで乗り込んでもらうことにしました。月単位の時間は必要かもしれませんが、芯が通ってくれば変わってくれるはずなので、帰ってくる時を楽しみに待ちたいと思っています」（斎藤師）４日に山元トレセンへ放牧に出る予定です。 (12/12/21)［美浦トレセン］２１日にゲート試験を受けて無事合格しました。「水曜日に合格を目指してゲートへ行きましたが、その時の２本目は腰を落とすような格好になったためもう少し練習してほしいと言われていました。発走員からは“ハミを取って出ていかない”という見方をされていたのですが、肉体面の兼ね合いから出ていかないところが大きいということを伝えて見方を少し変えてもらえるように交渉もしていたんです。そのうえで今回改めてゲートへ行って受験したところ、速いダッシュはなかなかできていなかったのですが、状況を加味してもらって合格することができました。まずは一番最初の目標をクリアできてホッとしています。乗り込み不足から体の芯がしっかりしていないのでこのままデビューまでいけるかどうかは何とも言えませんが、大事な馬を入厩させていただいています。疲れが出るようならば無理せず立て直す形を取るかもしれませんが、可能な限り手元で調整してみたいと思っています」（斎藤師） (12/12/19)［美浦トレセン］１９日はゲート練習中心のメニューを行いました。「早期ゲート合格を目指して調整していますが体調面で心配になるところが出て来ることはありませんし、体のほうもしっかりケアをすることでガクッと来るような面は今のところ見せていません。早ければ今週の受験を考えていたので今朝ゲートへ行きましたが、１本目は速くないもののまずまずの格好で出れていたのが２本目になると出る際にトモを落として首を伸ばすような格好で出ました。どうしても後ろが甘いので踏ん張りが利きづらく、また２回目となると１回目のフレッシュさがないので理想の格好で出にくいのでしょう。発走員からももう少し練習してほしいということでした。肉体面のケアをより入念に行っていき、タイミングを見計らって合格を狙っていきます」（斎藤師） (12/12/13)［美浦トレセン］１２日、１３日はゲート練習中心のメニューを行いました。「先週の木曜日瀬口さんへ見てきて近々の入厩を検討することになりましたが、うまく金曜日の検疫を確保することができたためさっそく入れさせていただきました。頼りない面があるため、できるだけ早い段階で最初の課題をクリアさせたいと目標を立てて取り組んでいます。さっそくゲート練習を開始していますが、寄り付きや中での駐立も比較的おとなしくスムーズに対応できています。最初ということもあってまだ出ることに関しては速くはないですが、受験馬と一緒に入れるなどして出ることを覚えさせるようにもしています。今朝も練習はしましたがトモの力が入りきれていないのでしょう。首を伸ばすような出方をしていました。少しずつ反応は出て来るでしょうが、トモに負担がかかりやすいゲートをやっていくと疲れが出て来るので、注意してしっかりケアしながらまずは試験合格を目指していきます」（斎藤師） (12/12/06)［セグチＲＳ］周回コースと坂路でキャンター調整を行っています。「少しずつ攻めていこうということを牧場とも話をしたのですが、さっそくこの中間より坂路も用いて乗ってもらっています。ただ、雨の影響から馬場状態があまり良くなく、歩度を伸ばしにくい状況下でもあったようなんです。そのことからコース主体の乗り込みにはせざるを得ませんでした。ポイントとして捉えていたトモ脚の蹄に関しては削蹄をして整えています。いくらかいいかなという状態にはなってきていますよ。ただ、骨折歴もあるようにどうしても後ろに負担がかかりやすいのは否めませんから、今後も注意していかなければいけない。もちろん、そのままにしておいてもなかなか進展を見込みにくいですから、タイミングを見て一度入厩させることも考えたいと思います。おそらく現在の体力面を考慮するとゲートだけになるでしょうが、少しでも環境を変えて刺激を与えつつ良くしていければという気持ちもありますからね」（斎藤師） (12/11/29)［セグチＲＳ］周回コースでキャンター調整を行っています。「この中間にも牧場へ行って見てきましたが、トモ脚の状態は可もなく不可もないというものですが、そろっと緩めに乗ることばかりしていても先に進めないだろうと瀬口さんとの話にもなりました。北海道でもある程度は乗れていましたが、さらにしっかりとしたコンディションへ持っていくためにもバランスを見ながら進めていってもらうことになっています。周回コースでの調整が主体ではありますが、坂路も併用しながら動かしていくことになるでしょう」（斎藤師） (12/11/21)［セグチＲＳ］周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「様子を見ながら徐々に動かしていますが、良くも悪くも変化はありません。トモ脚がいちばんのポイントになるでしょうし、そのことは調教師とも確認しました。ただ、可愛がりすぎても体力もつかないでしょうし、いい筋肉も付きにくいですから、少しずつですが負荷をかけていければと考えています」（牧場担当者） (12/11/15)［セグチＲＳ］軽めの調整を行っています。「先週北海道から瀬口さんのところへ移動してもらいました。さっそく見に行って改めて状態を確認してきましたが、北海道でも見られたようにポイントはトモ脚にあると思うんです。蹄の形も通常のトモ脚より薄く、負担がかかりやすい状態にあるんです。今ゲートを含めて一気に負荷をかけようとするとガクッと来そうにも見えますから、まずはじっくりと動かしていってもらって体力の構築を図っていければと思っています」（斎藤師） (12/11/06)［セグチＲＳ］周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。「先週末に北海道からこちらへ移動してきました。長時間の輸送でしたし、疲れは多少なりともあったでしょうが、ガクンと来ることはありませんでしたよ。ここまで来る過程を見てもしっかりしてくるにはもう少々時間が必要なのかもしれませんが、こちらでの調整をスタートさせています。今は疲れと環境が変わったことなども考慮しながら軽めのところでじっくり行っている状況です。近いうちに斎藤調教師も見に来るとのことでしたし、状態を確認しながら今後について相談していければと考えています」（牧場担当者） (12/11/02)［セグチＲＳ］２日に美浦近郊のセグチレーシングステーブルへ向けて移動しました。 (12/10/30)［社台Ｆ］屋外直線坂路のダートコースでハロン１７秒のキャンターを行い、日によっては１５−１５を取り入れています。「今朝斎藤調教師が来場して、直接馬を見て行かれました。乗り込み量自体は決して多くはないのですが、速めの調教を開始した後も順調ですし、気温が下がってくることで硬さが出やすくなるので、それならば少しでも暖かい本州での調整へ移行したほうが脚元に優しいのではと話をしています。それを踏まえ、そう遠くないタイミングで美浦近郊の牧場へ移動し、現地での状態や検疫を見ながらトレセンへの入厩も考えていくことになりそうです」（社台ファーム担当者） (12/10/23)［社台Ｆ］屋外直線坂路のダートコースでハロン１７秒のキャンターを行い、日によっては１５−１５を取り入れています。「この中間もハロン１７秒くらいの調教を基調にしているのですが、日によってはハロン１５秒のキャンターを取り入れるようにしています。脚元に違和感はなく元気よく調教をこなしてくれていますが、以前に骨折を負ったことは事実ですし、今後も慎重に進めていきたいですね」（社台ファーム担当者） (12/10/16)［社台Ｆ］屋外直線坂路のダートコースでハロン１７秒のキャンターを行っています。「調教ペースは先週と変わりありませんが、状態は好調を維持できていますし、動きもハキハキして良く見せています。馬体への反動を見ながらではありますが、最近はいい流れの中で調教を進めることができていますし、少しずつペースアップを考えていきたいですね」（社台ファーム担当者） (12/10/09)［社台Ｆ］屋外直線坂路のダートコースでハロン１７秒のキャンターを行っています。「ハロン１７秒の調教を継続しても状態は変わりありませんが、活気があってもっと走りたがる様子で抑えるのが大変なくらいです。心身ともにいい状態にあると言えますが、ペースアップについてはもう少し慣らしつつ引き続き状態をしっかりと見ながらタイミングを計っていきます」（社台ファーム担当者） (12/10/02)［社台Ｆ］屋外直線坂路のダートコースでハロン１７秒のキャンターを行っています。「この中間も継続的に坂路で乗っていますが、少しずつペースを上げて現在はハロン１７秒くらいです。ここまでもそうだったように今後も無理に進めることはしませんが、これくらいのペースでコンスタントに乗っても安定していればさらに強い調教を考えていけるようになると思います」（社台ファーム担当者） (12/09/25)［社台Ｆ］屋外直線坂路のダートコースでキャンターを行っています。「先週同様に直線坂路で軽めのキャンターを乗っていますが、脚元は変わりありませんね。現状では負荷をかけると言うよりは、今後先々での乗り込みに備えた下地固めの段階ですし、焦らずに進めていきたいと思います」（社台ファーム担当者） (12/09/18)［社台Ｆ］屋外直線坂路のダートコースでキャンターを行っています。「周回で軽めを乗っている分には問題ありませんでしたので、この中間からはダートの直線坂路に入れ始めています。と言っても軽めのキャンターですし、脚元や体を慣らしているようなイメージ。今のところ反動が出るようなことはありませんが、引き続き状態をしっかりと見ながらじわりじわりと動かしていきたいです」（社台ファーム担当者） (12/09/11)［社台Ｆ］周回コースで軽めの運動を行っています。「マシン内ではあったものの乗り運動を継続してきても状態は変わりありませんでしたので、この中間からは馬場でゆっくりめのキャンターを行っています。今のところ歩様が悪くなるところはありませんし、問題なく馬場での運動をこなしてくれていると思います。今後もしっかりとチェックをしながらじっくりと進めていきます」（社台ファーム担当者） (12/09/05)［社台Ｆ］ウォーキングマシン内での乗り運動を行っています。「通常のマシン運動を継続してきても歩様は安定していましたし、馬体チェックの際も問題はありませんでしたので、この中間からは人が跨ってのマシン運動を取り入れています。あくまでも今後の状態次第ですしこれまでの方針通り無理はさせませんが、今のところ運動を進めたことによって反動が出るようなことはないですから、そう遠くないタイミングで馬場に出して試し乗り程度にキャンターを踏ませることも考えていきます」（社台ファーム担当者） (12/08/27)［社台Ｆ］ウォーキングマシンで３０分程の運動を行っていますが、見た目の歩様に違和感は見られず、順調な回復振りを見せています。ただし、獣医師の判断によりしっかりと完治させてから進めていくほうがモストヴェルデの将来のために良策だろうとのことで、乗り運動自体はまだ控えている状態です。曳き馬で負担にならない程度に動かしながら出来る範囲の運動を行ってもいます。 (12/08/15)［社台Ｆ］馬体重：479kg　ウォーキングマシンで３０分程の運動を行っています。検査の結果、経過は良好との診断を受けましたが、乗り運動の再開についてはもう少し回復を促してからの方がいいだろうと判断しました。回復が遅いわけではありませんが、乗り運動を開始してからスムーズに進めるためにもここはしっかりと時間をかけて、不安のない状態に戻すことに専念します。 (12/07/31)［社台Ｆ］引き続きウォーキングマシンで３０分程の運動を行っています。運動中や常歩での歩様を観察していても違和感はほとんどなくなっており、しっかりとケアを行ってきたことから回復傾向にあるのは間違いありません。８月初旬にもう一度検査を行いますので、そこで状態の良化が確認できれば乗り運度を開始していきたいと思っています。 (12/07/13)［社台Ｆ］馬体重：477kg　引き続きウォーキングマシンで３０分程の運動を行いながら左後肢のケアに努めています。継続して検査も行っていますが、骨折個所の状態は徐々に良化が見られ、常歩での歩様にもあまり違和感はなくなってきました。今月一杯はマシン運動を続けて、８月初旬の検査結果を見てから乗り運動の開始時期を検討していく予定です。 (12/06/29)［社台Ｆ］引き続き患部のケアを行いながらウォーキングマシンで３０分程の運動を行っています。厩舎内においてもテンションが上がることはなくゆったりと過ごしていますので、患部の状態も落ち着いています。しばらくは様子を見ながらの調整となりますが、乗り運動を開始した後スムーズに進めていくためにもここは焦らず治療に専念していきたいと思います。 (12/06/15)［社台Ｆ］馬体重：469kg　この中間に患部の状態を確認するため再度レントゲン検査を行った結果、大きな変化は見られませんでした。しかし、レントゲン写真にはっきりと写るような骨折線ではなく人間でいうところの骨にヒビが入っているという状態です。乗り運動などの強い調教を行うことはまだ出来ませんが、ウォーキングマシンでの軽めの運動なら問題ないとの判断の元、さっそく３０分程度の運動を開始しています。今後も運動を継続しつつ、患部のケアを行いながら乗り運動の再開を目指していきます。 (12/05/31)［社台Ｆ］舎飼休養を行っています。なかなか左後肢の歩様に良化が見られないため、再度レントゲン検査を行ったところ、第一指骨に骨折線が認められました。いい状態に仕上がりつつある状況でしたので、非常に残念ではありますが、幸いなことに程度は軽く、今のところ手術はせずにケアをしながら自然治癒にて完治させていく方針です。まずはしっかりと治療を行って早期の回復に努めていきます。 (12/05/18)［社台Ｆ］舎飼休養を行っています。左後肢の球節部に腫れが見られたので、念のためレントゲン検査を行ったところ小さな骨膜が確認されました。治療を行い、すでに腫れは引いたものの歩様にはまだ若干の違和感が見られますので、今しばらくは運動を休止して様子を見ていくことになります。移動を検討できるくらいの仕上がりまで来ていたところなので、残念ではありますが、まずはしっかりと完治させてから運動を開始していきたいと思います。ただし、これまでびっしり乗り込んできたこともあり、後々を考えればいいリフレッシュ期間になると思いますし、乗り運動を再開すれば遅れはすぐに取り戻せるでしょう。 (12/05/15)［社台Ｆ］馬体重：470kg　屋外直線１０００ｍ坂路のダートコースでハロン１７秒のキャンター調教を行っています。ここ最近は仕上がりに合わせて坂路を２本登坂する日も設けるなど、強い負荷をかけていますが、音を上げることなく調教に取り組んでいます。厳しい調教をこなすことで筋肉のメリハリがだいぶ出てきて、馬体は見た目にもがっしりとして、調教においてもこれまで以上に力感あふれる動きを示しています。早期の移動を検討できるくらいの仕上がりになりつつありますので、この調子で進めていきたいと思います。 (12/05/01)［社台Ｆ］屋外直線１０００ｍ坂路のダートコースでハロン１７〜１８秒のキャンター調教を行っています。走る気を全面に押し出してダート走路を駆け上がっており、力強いアクションを見せています。実際の馬体重よりも体を大きく見せる、ゆったりとした馬体の造りをしていることから、距離の融通は利きそうなタイプといった印象を受けます。ここまで順調に調教を行えており、なかなか良い仕上がりを見せています。 (12/04/16)［社台Ｆ］馬体重：468kg　屋外直線１０００ｍ坂路のダートコースでハロン１７〜１８秒のキャンター調教を行っています。順当に動きに良化が見られることから、この中間は調教ペースを上げて調整を行っています。調教負荷を高めていますが、馬体が細化することはなく、テンションも安定していることには好感が持てます。この分なら、今後もスムーズに乗り込んでいくことができるでしょう。 (12/03/30)［社台Ｆ］屋外直線１０００ｍ坂路のダートコースでハロン１８秒のキャンター調教を行っています。ダートコースでの調教を開始して負荷を高めていますが、厳冬期にしっかりと乗り込んで基礎体力をつけてきたことで休むことなく調教を行うことができています。力の要るコースで乗り込むことによって外見だけではなく内臓面も強化されていきますので、今後もしっかりと乗り込んで終いまできっちりと走り切れる体力を培っていきます。 (12/03/15)［社台Ｆ］馬体重：466kg　屋外直線１０００ｍ坂路のダートコースでハロン１８秒のキャンター調教を行っています。これまで入れていたウッドコースと違い、ダートコースは砂が深く、力を要するため時計自体は幾分かかっていますが、実際にはより高い負荷をかけることができています。前進気勢充分に走っていきますが、２歳馬にとってはタフな馬場ということもあり最後はアゴが上がってしまいます。この時期にダートコースに入った他の２歳馬も同じ状況ですし、ここを乗り越えればしっかりとした体力が付いてくるでしょう。 (12/02/29)［社台Ｆ］屋外直線１０００ｍ坂路のウッドコースでハロン１７秒（終いハロン１６秒）のキャンター調教を行っています。調教で走る気持ちが前面に出てきている点は好印象ですが、やや力みが見られるときがあります。元からハンドリングがしやすく、そして良いスピードを持っている馬なので、理想的な走りを実現させるためにも、もう少しリラックスして走れるよう力の使い方を教えていきたいと思います。 (12/02/15)［社台Ｆ］馬体重：464kg　屋外直線１０００ｍ坂路のウッドコースでハロン１７秒（終いハロン１６秒）のキャンター調教を行っています。調教は緩めることなく進めていますが、馬体に細化が見られないのはいい傾向で、体調が安定している証拠でしょう。前進気勢充分にウッド坂路を駆け上がっており、このまま３月まではスピード重視のトレーニングを積んでいく予定です。 (12/01/31)［社台Ｆ］屋外直線１０００ｍ坂路のウッドコースでハロン１６〜１７秒のキャンター調教を行っています。徐々に力がついてきたことでゆったりと体を使い、余裕を持った走りができるようになってきました。精神面で幼い面を見せることもありますが、調教では走りに集中できていますので、この調子で乗り進めていきたいと思います。 (12/01/13)［社台Ｆ］馬体重：460kg　屋外直線１０００ｍ坂路のウッドコースでハロン１６〜１７秒のキャンター調教を行っています。冬季期間はダートコースの馬場状態が悪くなるため、基本的には坂路ウッドコースにて乗り込んでいきます。じっくりと乗り込んできたことで全身の筋肉が徐々に発達して、ようやく骨格に見合った体型に変貌を遂げてきました、それでもまだまだ良化の余地がありますし、ここまで脚元の不安も感じられないことから、寒さ厳しい冬場でも思い通りの乗り込みを行なっていくことができるでしょう。 (11/12/22)［社台Ｆ］馬体重：448kg　屋外直線１０００ｍ坂路のダートコースでハロン１８秒のキャンター調教を行っています。見た目からすると、もっと体重があってもよさそうな格好をしていますので、骨格に見合った筋肉がついてくればさらに見栄えのする馬体になってくると思います。ここまではペースを上げつつ進めてきましたが、冬場はじっくりと乗り込んで基礎体力の強化に主眼を置いた調教をしていく予定です。 (11/11/30)［社台Ｆ］馬体重：434kg　屋外直線１０００ｍ坂路のダートコースでハロン１８〜２０秒のキャンター調整を行っています。牡馬としては細身に見えますが、馬力は十分にあり、坂路を勢いよく駆け上がっています。基礎体力も十分にある馬なので、坂路で乗り込んでいけば体の厚みが増して、さらに力強い走りを見せてくれるようになるでしょう。硬さのない、実にスムーズな脚捌きを見せており、また前進気勢も強いので調整を進めやすい馬といえるでしょう。 (11/10/31)［社台Ｆ］馬体重：435kg　夜間放牧を継続しながら、日中は周回ウッドコースでキャンター調整を行っています。ここまでスムーズに調整をこなしており、間もなく屋外直線１０００ｍ坂路のダートコースでの調教を開始していく予定です。休むことなく調整を進めていますが、へこたれることはなく、まだまだ体力十分といった感じです。走りのフォームを見ても四肢の伸びが良く、馬体重以上に体を大きく見せています。これから坂路でみっちり鍛えて推進力を強化していきます。 (11/09/30)［社台Ｆ］馬体重：428kg　順調に夜間放牧を継続しつつ、日中にサイドレーンを装着してウォーキングマシンを使った初期馴致を開始しています。時折気持ちの強さを見せる時もありますが、普段は非常に従順なので初期馴致はスムーズに進んでおり、乗り慣らし訓練も近々開始する予定です。タニノギムレット産駒らしく、しなやかかつ力強い筋肉を纏い、放牧地では軽快ながらしっかりとした脚取りで所狭しと駆け回っており、成長を遂げた際、どれくらいの走りを見せてくれるか非常に楽しみです。 (11/09/01)［社台Ｆ］馬体重：420kg　体高：153.0cm　胸囲：171.0cm　管囲：20.0cm

■ 募集カタログコメント／１１年募集

姉ラヴァーズナットは当クラブ所属でダートのみで3勝を挙げており、他の兄弟も皆ダートが主な活躍の場となっています。本馬は父がタニノギムレットとなり、その産駒は芝での活躍が目立ちますが、胸前から肩周り、そして後躯全体を包む豊富な筋肉と、それらをバランス良く組み合わせた形の良い馬体は、軽快かつ力強い動きを引き出し、距離の長短や芝・ダートを問わぬ安定した走りが期待できそうです。普段は大人しく穏やかな気性ですが時に非常にきつい一面も見せ、そういった所などは競馬に行って必ずやプラスに作用するはずです。

イージーラヴァーの１０
牡馬・鹿毛・２０１０年４月２９日生れ（美浦・斎藤 誠）
生産：社台ファーム・繋養：社台ファーム 　全４００口●総額１，６００万円
馬名：モストヴェルデ
英名：Mosto Verde（西語）
由来：ペルー原産の蒸留酒であるピスコの一種。ラテンの情熱的なスピリッツのような熱い走りを見せて欲しいとの願いを込めて。父名および母が競走生活を送った南米より連想。

タニノギムレット 1999 鹿毛	Braian's Time ブライアンズタイム 1985 黒鹿	Roberto	Hail to Reason
			Bramalea
		Kelley's Day	Graustark
			Golden Trail
	タニノクリスタル 1988 栗毛	*クリスタルパレス	Caro
			Hermieres
		*タニノシーバード	Sea-Bird
			Flaxen
Easy Lover *イージーラヴァー 1994 鹿毛	アルワスミ Alwasmi 1984 鹿毛	Northern Dancer	Nearctic
			Natalma
		Height of Fashion	Bustino
			Highclere
	カラーズインザストーム Colors Inthe Storm 1989 鹿毛	Relaunch	In Reality
			Foggy Note
		Color Me Beautiful	Vice Regent
			Floral Victory

母： *イージーラヴァーEasy Loverは加国産，チリ13勝，ドラマ賞-Ｇ�U（芝1600ｍ），フランシスコバエーサＳ.賞-G1２着， 　　　　　　　　Premio CoronelSantiago Bueras２着（２回），Premio Armada de Chile２着，フアンＳ.ジャクソン賞-Ｇ�U４着。産駒 　　アグネスシャルマン（00 牡鹿*サザンヘイロー）１勝 　　ラヴァーズナット（01 牝鹿ダンスインザダーク）３勝。産駒 　　ラヴァーズキッス：１勝，現役 　　スズツルギオー（03 牡鹿*アフリート）北海道４勝，広島(公)６勝，南関東(公)８勝，現役 　　ジャドール（04 牝青鹿フジキセキ）３勝，出雲崎特別（Ｄ1200ｍ），新馬（東京・Ｄ1600ｍ，２歳レコード） 　　フォーユアプレジャ（09 牡黒鹿マンハッタンカフェ）１戦,現役 ２代母： カラーズインザストームColors Inthe Stormは米２勝。産駒 　　スウィートアイスティーSweet Ice Tea：伊15勝 　　カラーズインザスノウColors in the Snow：米７勝 ３代母： カラーミービューティフルColor Me Beautifulは米入着。産駒 　　カラーズオブザウルフColors of the Wolf：米７勝，Mr. PrimeMinister S，Hong Kong Jockey Club H３着 　　ケアネイジCarenage：米３勝。産駒 　　　　レッグズオニールLegs o’Neal：米６勝，Camelia S，BayoulandSales S，Louisiana Breeders’ Oaks２着 　　　　ヴードゥーゴールドVoodoo Gold：米７勝，Bayouland SalesS，D. S. ”Shine” Young Memorial Futurity 　　　　スウィートラストンSweet Ruston：米３勝，Louisiana Futurity，Louisiana Champions Day Lassie S２着 　　　　グッドバイビューティフルGoodbye Beautiful：米６勝，LouisianaFuturity３着 ４代母： フローラルヴィクトリーFloral Victory は米１勝。 　　ハッピーヴィクトリーHappy Victory（加３歳牝馬チャンピオン，加オークス，シリーンＳ）， 　　ノンパレルNonparrell（サマーＳ-CAN2）の母